ドラマの話じゃないですよ(^^;)・・・「借金のカタ」取り立て

昨日はFC2ブログランキングの
債務・借金カテゴリーで2位になった嬉しさから、
とんでもない記事を公開してしまったなと後悔・・・
・・・Σ(´Д` )山田君、yukiさんの座布団ぜんぶもってって・・

でも、登場組織の名前を変えて真実は書き続けます

家をもっていかれた時に話をもどしてみます






僕が子供のころ、僕を可愛がってくれて
よく海とかに連れて行ってくれたオジサンがいます

そのオジサンは父親の友達で、
スーパーの経営者たちに食品を転売する仕事をしていました
市場で日本刀を振り回すような武勇伝(?)などがあり
裏の顔はみなさんご想像通り、やのつく業界人です


ある朝、「○○ちゃん、起きろ起きろ!」と、見てみると
そのオジサンが、なぜか僕の部屋に入って来て僕を起こしています

「悪いな、そこをどいてくれ・・・」

言われるままに起きてベッドから立ち上がるとすぐ、
コワモテの兄さんたちが、土足のままゾロゾロ入って来て、
僕のベッドを外に持って行きました。
テレビも、パソコンも、机も、ビデオも・・・・・
何から何まで全部です

オジサンは、コワモテの兄さんたちには威厳を保たなくては
いけない立場らしく、ドスの利いた声で「オラっ!早く運ばんかぃ」なんて
彼らを叱り飛ばしています

兄さんたちが家財を積みにトラックへ行った時を見はからい、
オジサンに「いったいどうしたんですか?」と聞くと
オジサンは、すまないなといったようなテレ隠しの微笑した顔で
「ゴメンな、俺もこういうことはしたくなかったんだけど、
詳しいことはオヤジさんに聞いてくれ」と話してくれました



大通りに面した僕の家の、まん前にトラックが止まっていました。

コワモテの兄さんたちは、家の中にあるものはとりあえず全て外に持ち出し、

外にいた上司(兄貴分??)の指示により

必要無いと思ったものは、道路にそのまま放り投げます。


家の前の道路は、本やら、猫のご飯やら、洗濯物やら、カセットテープやら、
机の中の書類やら、甥っ子たちが昔遊んでいたオモチャやらで、
みるみる山となっていきます。

代々親交があり、付き合いの深かった近所の人たちまで
遠巻きにしながら、青ざめた顔でその光景を眺めています


彼らの行為には、あきらかに見せしめ的な嫌がらせが含まれます
シャツをはだけて、刺青をわざと見せつけているようなお兄さん方は
自分たちを正当化する必要など、磯野波平のトップヘアーほども無いにくせに、
わざわざ大声で「借金して返さないなんて極悪人だよな」などと話しています




一瞬のようであり、とてつもない長い時間でもあったような・・・

現実と思えない分、それらの行為に対して何の感情もありませんでした

僕は、道路に面した大きなサッシ窓のある事務所の椅子に座りながら、

縁側で日向ぼっこをするおじいさんのような気分で一部始終を見ていました




「あんちゃん、ちょっとそこ立ってくれへんか?」
明らかな関東人のイカツイお兄さんに、なぜか関西なまりでそう言われ
僕は老人のようにゆっくり立ちました

そしてお兄さんは、我が家にある最後の家財道具として、
たった今まで僕が座っていた椅子をトラックに積み込みました


そして彼らは、何事もなかったように僕の家の玄関先で談笑し
むろん挨拶などなしに去って行きました







大型台風が家屋を崩壊した時のニュース映像のように

僕たち家族が生きてきた、思い出のすべてが道路に散乱しています




母親が大切にしていた箱の中身がばらまかれていました



毎日4時に起きて仕事をしていた父親に、

初めてプレゼントしたスーツが入っていた箱・・・

つるつるの厚紙で、とても高級そうな箱でした。




僕たち3人兄弟がまだ小学生だったころ
「お〜い、みんな来てごらん」
母親はよほど嬉しかったらしく、僕たちをコタツの部屋に呼んで
初めてのスーツに照れている父親を見せびらかしています

ひやかしている時の、母親の幸せそうな笑顔・・・

僕たちは、コタツにもぐりながら

幸せの分け前にも、あたたまっていました





道路にばらまかれている物をみて、初めて箱の中身を知りました

それは、セピア色に変色した

子供たちの写真でした




母親は、自分の一番大切なものを

一番お気に入りの箱に移し替えていたのでしょう




拾い上げた一枚に、満面の笑みで写っていたのは

若いころの母親でした

その母親が、大切そうに抱いているキタナイ赤ん坊・・・

僕は見たことのない赤ん坊です




見たことあるはずがありません

なぜなら、そのキタナイ赤ん坊は、僕自身だったからです

僕は、その赤ん坊が僕自身であることを

なぜか一瞬で理解しました





その瞬間、僕の目からは涙があふれ出しました









風もなく、秋の晴天がとても清々しい10月25日の午前中でした

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Author:yukiさん
・とても長いあいだ借金地獄を経験していました。
あの苦しさといったら…
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